DIVEプロデュース公演「11998844」
原作:ジョージ・オーウェル『1984』
作:泉宗良(うさぎの喘ギ)
演出:泉宗良(うさぎの喘ギ)・西田悠哉(劇団不労社)
公演日程:2026年2月28日(土)~3月1日(日)
会場:メイシアター 中ホール
異なる劇団で活躍する演劇作家の協働作品をプロデュースして大阪の現代演劇の魅力を伝えてきたNPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)。今回は、ディストピア小説の最高傑作ともいわれているジョージ・オーウェルの小説『1984年』を、うさぎの喘ギの泉宗良が現代の視点から改作し、劇団不労社の西田悠哉と共同で演出します。関西の若手演劇作家として注目を集める2人のタッグをお見逃しなく。
あらすじ
全体主義国家オセアニアで歴史改竄の職務に従事するウィンストン・スミスは、密かに体制への反逆を夢見る。言語の縮減により思考が統制され、改竄により真実は操作され、常に互いが監視しあう世界で、彼は「本当の過去」を求めて、日記を書き始める…。
from Director
『1984』は全体主義国家が支配する近未来を描いた小説です。1984年を通り過ぎた私たちは、そのような未来が訪れなかったことを知っています。ですが、そこで描かれる「相互監視」「歴史改竄」「思考の収奪」といった支配は、今、常にすでに行われていることではないのかと私たちを不安にさせます。『1984』は私たちの現在に取り憑いた幽霊なのです。この幽霊とどのように向き合えばよいのか。『1984』を演劇にするのではなく、演劇を『1984』にする、そんな上演になればと思います。
作・演出:泉宗良(うさぎの喘ギ)
『1984』には、人間をコントロールし支配するための創意工夫が、驚くほど綿密に記されています。今から凡そ80年前に書かれたこの本は、全体主義への警鐘を鳴らす「予言書」であると同時に、統治者にとっては「教則本」としても機能してきたとも言えるでしょう。それほどまでに“1984的”な事象は、様々に姿かたちを変えながら現実に滲み出しています。これは既に訪れてしまった未来なのか。“今”を映し出す上演として立ち上げたいと思います。
演出:西田悠哉(劇団不労社)
出演
大熊ねこ(遊劇体) 熊谷帆夏(劇団アンゴラ・ステーキ)
小山栄華(アナグマの脱却座) 諏訪七海 高杉征司
髙瀬舞 橋本浩明 三田村啓示
公演日程
2026年2月28日(土)~3月1日(日)
2月28日(土)18:00
3月1日(日)14:00
※受付は開演の40分前、開場は開演の30分前
会場
メイシアター 中ホール
〒564-0041 大阪府吹田市泉町2-29-1
アクセス:阪急千里線吹田駅前すぐ 阪急大阪梅田駅より乗車15分/JR吹田駅より徒歩15分
※お客様用の駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
チケット
日時指定自由席
[一般]前売4,000円/当日4,500円/ペア7,500円
[25歳以下・障碍者]前売3,000円/当日3,500円
※ペアチケットは2枚分の料金。同一回を前売で同時に購入の場合のみ適用。
※メイシアタープレイガイドではペアチケットの扱いはありません。
※25歳以下・障碍者チケットは当日要証明書
※未就学児入場不可
チケット取扱い
●NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
Passmarket(電子チケット)
※Yahoo! JAPAN IDが必要です。(登録無料)
●メイシアタープレイガイド
TEL 06-6386-6333(9:00~18:30)
インターネット予約 https://maytheater.jp/
■チケット発売開始:12/25(木)10:00~
お問い合わせ
NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
MAIL diveosaka@gmail.com
TEL 090-9696-4946(10:00~19:00 前田)
Credit
作:泉宗良(うさぎの喘ギ)
演出:泉宗良(うさぎの喘ギ)・西田悠哉(劇団不労社)
監修:岩崎正裕(劇団●太陽族)
演出助手:田中陽太(ベイビー、ラン)
スウィングキャスト:佐伯龍(劇団ヘラヘラ企画)
舞台美術・映像:サカイヒロト(WI’RE)
舞台監督:中嶋さおり(BS-Ⅱ)
照明:池辺茜(サファリ・P)
音響:廣岡美祐(株式会社Road-K)
制作:前田瑠佳(エイチエムピー・シアターカンパニー)
協力:(有)ライターズ・カンパニー
助成:芸術文化振興基金
共催:(公財)吹田市文化振興事業団
企画・製作・主催:NPO法人大阪現代舞台芸術協会
